病院

私の中でも貴方の中でも今なお動き続け、生命を維持し続けている臓器……そう、心臓の事です。それの働きを失ってしまったら即座に死んでしまう、まさに生命線。
こちらではそんな生命の源流である心臓についての余談や、疾患についての紹介などを記載していこうと思います。

心臓の役割

心臓は体内に張り巡らされた血管に血液を循環させる為のポンプの役割を果たしています。血液が巡らないと体中の細胞に酸素や栄養が行き渡らず、生命活動の維持は困難です。その為、心臓は最も重要な臓器であり、それが止まることはイコール生命体としての死を意味します。
また近年ではその複雑で精緻な動作を自身の判断で一糸乱れず行っている事から、心臓は第二の脳とも呼ばれています。

心臓移植

心臓は生命活動が停止するまで動き続ける臓器の為、移植するには心臓が動いていながら死んでいると判断される脳死患者の存在が不可欠となります。
しかしながら日本では脳死を死とは認めない傾向が強かった為、1997年に脳死に関する法整備が進むまで脳死患者からの臓器提供は行われず、また現在でも心臓の臓器提供者(ドナー)を日本で待つのは非常に困難な状況です。
その為心臓移植を行うには渡米して提供を受ける例が多く、日本からの患者は高額な料金を支払って米国内の臓器提供の順番待ちに割り込む事が国際問題ともなっています。

心臓にまつわる話

心臓にまつわる話は古今東西問わずに存在します。その中でも特に有名なのはアステカ文明の生贄文化でしょうか。
アステカでは生贄の心臓を捧げる事で太陽が燃え尽きるのを防ぐ事が出来るという信仰が普及しており、生贄は生きたまま胸を引き裂かれて心臓を取り出されたそうです。
今現在の私たちが考えたらぞっとしない話ですが、生贄に選ばれる事は名誉という事で自分から志願する者も多かったようです。高貴な身分の者や幼児なども生贄に捧げられ、生贄に選ばれた者は捧げられるその時まで丁重に扱われたと言われています。アステカ文明の人達は心臓の持つ生命への重大性を感じていたのでしょうか。
他に現代で心臓にまつわる話と言えば前述した第二の脳という事に近しいイメージですが、心臓に記憶が宿っているという話があります。心臓移植を受けた患者が以前と趣味嗜好や性格が変わったり、知らない筈の事を夢に見たりするという話です。
とは言えこれらは今まで重病を患っていて鬱屈していたものが開放された事によるとも言えますし、眉唾ものではあるかもしれません。
もう少し現実的な話をするとすれば、人工多能性幹細胞……通称iPS細胞というものも挙げられます。
iPS細胞は体のどの部分の細胞にも変化できるという特徴を持ち、画期的なのはiPS細胞を人間自身の細胞から作り上げる事が出来るということです。
これが実用化されれば患者自身の細胞から作り上げた心臓を移植するという事が出来るようになり、拒絶反応などのリスクもぐっと低くする事が出来るそうです。まさに再生医療の夜明けと言っても過言ではないかもしれませんね。

「心臓」参考サイトの紹介

心臓
http://eshinzo.com/

生命活動の根幹に関わる心臓の疾患は、おしなべて重病だと言う事が出来ます。こちらはそんな心臓に関する疾患について詳しく書かれているサイトです。症状や治療法に加えて予防法なども掲載されています。

健康な体作りに役立つ記事の紹介

  • 心臓病ってどんな病気なの?
    http://eshinzo.com/html/01heartdisease.html
    一口に心臓病と言っても先天的なものから後天的なものまで様々です。こちらではその心臓病に関する事が掲載されています。テレビドラマなどで一気に有名になったバチスタ手術についても載っているので目を通してみては如何でしょうか。
  • 心臓の筋肉が弱って起こる心筋梗塞
    http://eshinzo.com/html/02cardiacinfarction.html
    心臓の筋肉は死ぬまで動き続け、他の筋肉と違って筋肉痛などを起こしたりしない特殊なものです。ですがそれは冠動脈から送られる栄養によって支えられています。その冠動脈に異常が起こった時、まさに生命線を絶たれた心筋が起こす病状が心筋梗塞なのです。
  • 心臓が止まる事が心不全? いいえ、それは誤解です
    http://eshinzo.com/html/05cardiacfailure.html
    心停止と同じ扱いをされる事の多い心不全ですが、実際には違います。では何故そのような誤解が広まってしまったのでしょうか? 詳しい病状と共に是非こちらで心不全について知ってみて下さい。