動脈硬化

心筋梗塞の直接的な原因となる動脈硬化は、徐々に進行するものであり、日々の生活を改善することで予防することができます。
現在狭心症を患っている人も、そうでない人も突然の心筋梗塞を防ぐためにも、動脈硬化を進行させないようにしましょう。

動脈硬化の原因から予防法を知る

原因を知ることで、生活の中からその原因を取り除くことが直接的な予防に成り得ます。
心筋梗塞の発症要因と同じ項目もあり説明は省かせていただきますが、動脈硬化の原因を確認してみましょう。

生活の中にある原因を探る

動脈硬化の発症原因としては、肥満、喫煙、高血圧、糖尿病、アルコール、ストレス、運動不足などがあります。

これらの複数の原因の中で、今すぐにでもやめられるのが、喫煙とアルコールです。
それ以外の原因は、食事や運動などにより長い時間をかけて改善していく必要があります。

喫煙による害

喫煙は「百害あって一利なし」と言われる程で、ストレス解消に一役買っていると言う人もおりますが、逆にストレスを増加させているという見解もあります。

アルコールの光と影

アルコールに関しましては、適量飲むことで善玉コレステロール(HDL)の増加、ストレス解消、血圧低下などの効果が期待でき、動脈硬化の予防になると言われております。

しかし、大量に飲む場合は中性脂肪が増え、肝臓に脂肪が溜まってしまい肝脂肪を発症してしまいます。
肝脂肪は動脈硬化、糖尿病などの原因となります。

食事による動脈硬化の予防

肥満や高血圧などを改善するために大切なのは、食事内容を改善するということです。

人体を構成する細胞の栄養素を補う食事は、肥満などの体質を改善するのに効果的です。

食べ過ぎは駄目!

最も簡単に行える対策の一つが食べ過ぎるのをやめるということです。

総カロリーの摂取量が増えるのはもちろんですが、どんなに体に良いとされている物でも食べ過ぎは、内臓への負担を増やすことになってしまいます。

「腹八分目に医者いらず」ということわざまであり、日本人には動脈硬化の発症数は少なかったという事実があります。

脂肪・コレステロールの摂取量を減らす

脂肪・コレステロール共に体には大切な成分ではあり、食事からのコレステロール摂取量は少ないといえますが摂り過ぎは確実に害になります。

食物繊維を摂るようにする

食物繊維は整腸作用が強く、塩分やコレステロールの吸収を抑える効果や、血糖値の上昇を抑える効果なども確認されています。

水を飲む

血液の成分である血漿量は、体内の水分量が足りない場合、比例して減ってしまいます。
血漿量が減ると血球濃度が増えてしまい、ドロドロとした詰まりやすい血液になってしまいます。

タンパク質を摂る

タンパク質には血圧を下げる効果があることが確認されています。
また、肉より魚、大豆などが効果的であることもわかっております。

納豆は高タンパクで善玉コレステロール増加などの高い効果を期待できますが、狭心症など、その他の疾患によりワーファリンを服用している場合は、納豆のビタミンKがワーファリンの血栓溶解作用の妨げになりますので食べないように気を付ける必要があります。

運動の必要性

食事の改善と共に効果的なのが適度な運動です。

運動などをしなければ心肺機能は徐々に衰えていきまして、ちょっとしたことで心臓や肺への負担となってしまいます。

メタボリックシンドローム改善にも最適

心筋梗塞を発症しやすいメタボリックシンドロームを解消するのにも運動はかかせないといえます。

運動をすることで、脂肪を減らすことができ、それと共に血圧、血中コレステロールを減らすこともできます。
脂肪を燃焼させるのに適しているのは有酸素運動であり、ウォーキング、水泳など体へあまり負担をかけずにできる運動が多数あります。

運動を初めて15分から脂肪は燃焼され出すと言われておりますので、30分以上を目安とするのが良いとされています。

もちろん、現在狭心症を患っている人や、心筋梗塞の疑いがある人の場合は、医師と相談してから行うようにしましょう。

継続することに意味がある

運動による脂肪の燃焼、心肺機能の向上には時間がかかります。

肥満と判定されるまでには長い年月をかけて太ってきたからであり、1日で肥満になった訳ではありません。

その状態を短い時間で解消できるわけはなく、継続して続けることで少しずつ成果が現れてきます。

毎日が難しい場合には1日おきでも良いので、意識して運動をするようにしましょう。

心筋梗塞を予防しよう!について、さらに詳しく読みたい